桜の咲く頃だからこんなに不安なのかもしれない。
子供の頃から怖かった。
生きることがすごく怖かった。

小学生の時、夕陽を見ると哀しかった。
早く家に帰らないといけないと思ってた。
ものすごく不安で不安でたまらなかった。

うまくいってない家庭の子供はどうしても
生きていくことに不安なのだ。
自分の存在がとても不安定なのだ。

あの頃外にいることが怖かった。
早く家に帰りたかった。
それはきっと自分の目で確かめたかったから。
朝と同じに家族がそこにいるのかどうか。
だからあんなに不安だったのだろうと思う。

どうしても過剰反応してしまう。
そんなにたいしたことではないのかもしれない。
けれど私は拒否されてると思ってしまう。
嫌われてると思ってしまう。
そうすると私はおかしくなってしまう。

私はそんなにいらない存在かな。
私はそんなに嫌な存在かな。

私は私が必要とされた時、傍にいてあげたいと思う。
それは私がそうしたいから。
それは私が望んでいるから。
それで相手が喜んでくれたらそれでいいから。

けれど私の孤独感は誰が受け止めてくれるんだろう。
私のこの心の恐怖は誰が受け止めてくれるんだろう。

この心の傷が癒えてもいないのに
その上に蓋をして見ないようにして生きてる。
誤魔化して生きてる。
でないと私は私を壊してしまうから。

私は優しさを演じてるわけではない。
心から優しくありたいと思ってはいる。
けれど。。。
元々優しさはたくさんの愛情を貰った者が持ってるものだ。
たくさん愛された子供は生きることに自信を持っている。

私は私に自信なんかない。
いつもいつも浮かんでくるのは自分が後ろを振り向いてる姿だ。
なにかに怯えていつも後ろを振り返ってる。

私の優しさなんてちっぽけなものだ。
相手に拒否されたと思ったらそれは凍ってしまう。
私は優しくしたいんじゃない。
優しくされたい3歳の子供のままだから。

誰でも心の中に3歳の子供が住んでいる。
その子の存在を意識的に忘れてるだけだ。
いつも私の中で3歳の子供が怯えている。

私を傷つけないで。
私を愛して。
私を抱きしめて。

桜の咲く頃だから情緒不安定だ。
私は3歳の泣いてる私を抱きしめてあげないと。
こういう時 母がいてくれたらと思う。
母が亡くなって21年も過ぎたと言うのに。
抱いてもらって安心した覚えもないのに。
母が恋しい。

私はただ誤魔化して生きていこうと思う。
表面は明るく優しく楽しく。
それが楽だから。

たまにこうやって心の奥底を引っ掻きまわされるけど。
それはそれで必要なことなんだろう。

どれが真実なんて問題じゃない。
所詮は私という存在が邪魔なだけ。
早くこの世から消えてしまえばいい。

桜の咲く季節だから。。。
そのせいだから。
桜が散ったらまた私は元気になるだろう。

また笑えるだろう。

コメント

彩

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索