死出の準備。。。

2005年4月7日
母は57歳で亡くなった。
私は母の年を過ぎても生きるんだろうか。
それとも母より短い生なんだろうか。

私は死ぬことは怖くないしもっと生きたいとも思わない。
ただ死ぬまでの苦痛には恐怖を抱く。

母は糖尿病がひどくて頭がおかしくなってた。
意識が朦朧としてたから苦痛があったのかわからなかった。
父も夜中に亡くなったので眠りながら逝ったと思う。
私も逝く時はそうありたい。

母は父が亡くなった時にこう言った。
お父ちゃんは彩が社会人になるまで困らないように
生きててくれたんだよ。

父は7年間半身不随でその上痴呆もでてきてた。
病気の母が看病する姿は大変で私は父の早い死を望んでた。
その言葉を聞いて父への憐憫の情が湧いた。

父の70年の生涯って何だったんだろう。
娘から見てもちっとも幸せだとは思わなかった。
母の57年も幸せだとは思わなかった。
父も母も何の為に生まれてきたんだろう。
子供を育てる為?
なんだかなあと思う。

けれど私は生まれてきたんだし。。。
父と母のおかげでこうやって生きている。
父と母よりは幸せだと思うし私の子供は私よりは幸せだと思う。
そうやって血の業を薄めていってるんだろうか。

人はいつから死の準備をするのだろうか。
みんな自分が長生きすると思ってるのだろうか。
私はそろそろ準備をしなくてはと思っている。
それは事前にわかるのだろうか。
それがわかればいいなと思う。

家族は私が逝ってもそんなに哀しまないだろう。
私はそんな愛し方しかしてないから。
そんなに愛情を注いでないから。
でないと亡くした時にあまりに哀しすぎるから。
いつ私が消えてしまってもそれなりに平気で生きていくだろう。
それが私の最後の贈り物かもしれない。。。
でもそれは私の身勝手な自分への正当化でしかないんだろう。

*******************

   花音さまへ

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   よろしくお願いします。

   

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彩

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