ふたりっきりの送別会。。。

2005年6月29日趣味

昨日かえるちゃんとランチした。
あのまま彼女と別れるのは嫌だった。
そんなに仲がいいわけでもなかった。
けれど最後に送りたかったから。。。

お互いに話さなかったこともある。
けれど大体本音で話せたと思う。

彼女はバツイチで子供ふたり育ててた。
会社の既婚社員と付き合ってた。
それを専務にみんながばらした。
彼女と彼が首になった。
そう仕向けたのは元のボス。
自分の代わりに彼女がボスの座に付くのが嫌だったと見える。

派遣の仕事なんて本当に大変だ。
コンパニオンも社員も文句ばかり。
ボスには相当叱られまくってた。
よく続いてたと思う。
そのストレスを癒してくれてたのが彼だ。
甘えさせてくれたから今まで辞めなかったと思う。
ストレスを全部子供にぶつけてた。
そういう自分が嫌でたまらなかった。
そう彼女は言ってた。
その気持ちはよくわかる。

こういう事ってよくあることなんだろうか。
私は人が人を蹴落とすのをこんなに
真近で観たのははじめてだ。

ボスにも媚ずにいたから憎まれた。
コンパニオンにも媚なかったから憎まれた。
ボスのように本人には上手に口を使い、
陰ではさんざん悪口を言い、仕事を干す。
そういうことのできない人だった。

*ランチ代はお餞別だよ。

*じゃあ就職決まったらおごらせてね。

にっこり笑った彼女の笑顔が素敵だった。
呪縛が解けて良かったのかもしれない。
あそこはとても神経を使う場所だから。
もっと居心地が良い場所が見つかりますように。

彼女のすべてなんて知らない。
嫌いな部分もあると思う。
私の悪口だって言ってるだろう。
だけど
私はやっぱり彼女が好きだったな。

嫌いと思う感情より
好きって思う感情を増やしたいとつくづく思う。
自分の言動で人の運命を大きく変えたくない。
人を蹴落としたくなんかない。

私は私を好きでいたい。
私は私を好きでいさせてくれる人の傍にいたい。。。