ISBN:4480020292 文庫 岡 真史 筑摩書房 1985/12 ¥567

お友達の日記を読んで思い出した。
12歳で亡くなった彼のこと。。。
彼のことを語る時は「血」を避けられない。

彼は朝鮮人の父と日本人の母を持つ。
彼は自分が何者なのかしんどくなったんじゃないかな。
純粋な朝鮮人でもなく。
純粋な日本人でもなく。
どちらかだったらもっと生きれた気もする。

純粋に日本人でも差別がある。
それを目の当たりに見てきた。

どんなに頑張っても努力してもどうにもならないもの。
消えないもの。
自分が何者なのか。
どちらに所属するのか。

アメリカで自分はアメリカ人だという日系の人たち。
とても重たい荷物を生まれた時から背負ってる。

それを言えば障害者もそうなのだろう。
犯罪者の血縁者もそうだろう。

ただ自分の居場所。
居心地の良い場所。
集団の中にいて自分は他の者とは違う。
それをまざまざと思い知らされた時。

人は絶望を友にするのかもしれない。

私たちは地球に住む住人。
ただそれだけなのに。。。

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彩

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