血の繋がりは脈々と続いてて
この血は何を現しているのだろう。
何の意味があるのだろう。

テレビで解離性同一性障害の人の番組を観た。
27もの人格を持つ女の人。
親の虐待から逃れる為に別人格を生み出す。
人格は総合されて記憶も本体に戻る。
忘れたい虐待の記憶が甦る。
自分を苦しめていく。

*納得できない。
*どうしてこんな思いをしなきゃいけないのか
*納得できない。

そう言う彼女。

*私はこの姿を見せなきゃいけないんだ。
*病気になって治ったことを見せなきゃいけない。
*同じように苦しんでる人を助けなきゃいけないんだ。
*だからカメラもはいってるんだ。
*それなら納得できる。

そうやって自分を分析してた。
なんかすごいなあ。

多重人格者は自分のことしか視えないそうだ。
人のことを洞察したり、観察できるようになると
病気は完治してるということらしい。

虐待受けててその記憶は辛いだけなのに
自分の病気と完治が人を助ける為だなんて
どこからそんな発想が出てくるんだろう。

誰かの役に立ちたい。
誰かに必要とされたい。

その想いが生きてる意味になるのかな。
人はひとりでは生きていけないから。

でも本音は愛されたいからだと思う。
*生まれ変わったらかわいく生まれたい。
そう言ってた彼女。
親にも周りにも可愛がられたい。
たくさんたくさん愛されたい。
それが本当の気持ちじゃないかな。

今自分の心と身体を痛めつけてしまう人たちが
今度生まれ変わってくるなら
たくさんたくさん愛されてほしいと想う。

私もたくさんたくさん愛されたいなと想う。
その為に「今」生きてるんだろうな。

『愛』をいっぱい感じる為に生きてるんだろうな。。。

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彩

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