テレビが観れるって幸せなんだ。。。

2005年10月7日人

*薬を飲むと副作用で太るの。
*だから勝手に薬を辞めたら凹むの
*凹んだら腕を切りたくなるの。

そう言われてなんて答えればいいんだろう。
何も言えない。
軽い言葉は言えない。

私はいつも10時になるとテレビを付ける。
「こたえてちょーだい」って番組が好きだから。
色んな人の体験を再現ドラマで見せてくれる。

*私は医者にテレビを観るのを止められてるの。
*感情移入しすぎて凹んでしまうから。
*哀しいのは観れないから。

凹んでるという彼女に気分転換を勧めた。
笑うと気持ちも軽くなるかなと思って。
そしたらこんな答えが返って来た。

なんて返せばいいんだろう。
私なんて気が付くとテレビをつけてるのに。

残酷なシーンや醜いシーンは私も観ないようにしてるけど。
たくさん笑えたり。
色々な人がいて色々な人生を知る事もできるし
色々な感情が湧いてくるのも楽しめる。

彼女にとったらテレビは哀しくて凹むだけなのかな。
何でもマイナスに取ってしまうだけのものなのかな。

私は子供の頃からテレビが友達だったな。
テレビの主人公たちが大好きだったな。
現実から逃れられる大事な存在だったな。

本も現実から逃げる事はできるけれど。
本で笑うことなんてあまりないな。
テレビでは連鎖して笑う事もできるし。
気分転換にとってもいいんだけれどな。

あまりに凹んでると確かにつまらない。
何してもつまらない。
楽しくない。

だけどちいさなことで喜びたいと思う。
なにか喜べるものはないかなって探してみる。

彼女はちいさなことで凹んでしまう。
それが習慣になってしまってる。
ちいさなことで喜べる。
そういう習慣が持てるといいのにな。

当たり前になってる事柄。
それってみんな幸せなことなんだな。

彼女もテレビを観て笑えるようになるといいな。
笑うことが少しずつ増えていけたらいいな。